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10.19.2010

KDDIとSkypeの戦略的包括提携「Skype™ au」の提供について

無断リンクですが,以下のことが発表されました.
au携帯電話でskype
あくまで素人目線の意見ですので,聞き流すくらいでちょうどいいかと思います.
それでも読んでくれる方はどうぞ.

私がPCに触りだしたくらいは2000年くらいだったと思う.
そのころ使っていたメッセンジャーはYahoo!だったかな.
すでにボイスチャットとかはできていたから,現在と考えて表面上ではそこまで技術進歩してない(あくまでユーザからしたらね,転送速度・容量とかは変わったけどさ)
まだ携帯電話ももってなくて,PHSを持ってた気がする.
それくらいのときから,電話を急にするようになって,電話代で何度怒られたことか.

本題に戻ろうか,携帯電話でskypeは,油と水みたいに混ざらないだろうなと思ってました.
skypeID間の通話は無料(パケット料はかかる)みたいなものですからね.
事業の1部として,無線通話を扱っている業者からすれば,いい迷惑だろうと思います.
それをやってのけたauは挑戦者だと思うし,どんな策略があるのだろうと考えました.

考えられるのは,誰もやってないことに挑戦することでの,ユーザの確保.
また,通信技術・端末性能ともに高性能化する中,止めることができないと判断したのか.
今,ぱっと考えられたのはこの2点です.
1点目は,他者との差別化を図るには最大の武器になる点です.
公式には国内の事業者はどこもやってないことをやってのけることで,集客も見込めるうえに,流出も防げる点があります.
2点目はそのままですね.

それにしても,この発表は,驚きでした.
今までにできる端末などは知っていましたが,あまり身近でなかったことから手を出さずにいたのですが,
この発表で少しauもいいなと思いました.

近い将来,音声通信が無料になる日も近いのでは…

だらだらと続けるわけにはいかないので,ここで終わりにします.
なにかおもしろい記事があったら,また感想などを書こうかと思います.

10.03.2010

自己組織化マップの応用1-序章-

自己組織化マップを利用した巡回セールスマン問題の準最適解を導く-序章-

今回のキーワード
「巡回セールスマン問題」
「自己組織化マップ(SOM)」
「準最適解」

今回は序章として,問題定義と解決方法並びにSOMについてを記す.
結果等は次回の投稿にて行います.

まず,巡回セールスマン問題とはなにかから入ります.
巡回セールスマン問題とは,別名が多くありますが,要するに目的地を最短で回るためのルートはどのルートか導くことです.
最近の話でいうと,Google DevQuizの第3問あたりであったかと思います.
あの問題では,距離が問題なのではなく,移動時間に焦点を当てていました.

本題に戻ると,巡回ルートは都市(以降データ点とする)が多くなれば指数的にルートが増えていきます.
数学的知識を使えば,巡回ルートは減らすことができますが,それでも指数的に増えることには変わりありません.
では,どうやって解けばいいか.
コンピュータを使って,解かせるのが一番早いでしょう.
今回私が用いるのは「自己組織化マップ(以降SOM)」です.
SOMの一般的な使用法は,高次元のベクトルを二次元に射影することで可視化などを促すことが,多いかと思います.
この射影することができる点を利用し,巡回セールスマン問題の準最適解を導きます.
具体的にはマップではなく,1次元にして利用するので,「自己組織化リング」とでもいいましょうか.
準最適解しか導くことができないのは,学習系のアルゴリズムであるため,精密な距離計算を行わないことから
必然的に最適解に近い結果しか導くことができないからです.
しかし,データ点が増えても短時間でルートを算出できる点や,膨大な時間や複雑なアルゴリズムが不要である点など,
多くの利点があります.
(まぁ,ほんとのことを言えば,最近SOMばっかり使ってるので,ほかのことにも応用させたいと思っているだけなんですけどね)

早いですけど,今回は問題定義だけ行い,グラフィック化させるシステムができれば,解答編を描きたいと思います.

まとめ
今回の目的:巡回セールスマン問題をSOMを利用して解く(データ点に関しては,乱数なり実際の都市なりを利用)
自己組織化写像wikipedia
巡回セールスマン問題